来たる6月4日、千葉県佐倉市で初めてのプロ野球公式戦が開催されることとなりました。佐倉市はあの長嶋茂雄就寝名誉監督の出身地としても知られていますが、プロ野球の公式戦は今回が初めてだったんですね。

どのような試合が行われるのでしょうか。 今回、開催が決まったのはイースタン・リーグ、巨人ーロッテ戦。佐倉市にある「長嶋茂雄記念岩名球場」で行われることとなりました。

長嶋茂雄記念岩名球場は、かねてから老朽化が進んでいて昨年6月から雨漏りの改修工事やスコアボードのLED化などを含めた大規模な改修工事を実施しているんだそうです。このロッテ戦は改装後の新オープンのタイミングで予定されているんですね。

約6億7,000万円をかけたというこの改装工事によって、新しく生まれ変わった球場にも期待が高まります。

長嶋茂雄記念岩名球場はもともとは「岩名運動公園第一野球場」という名称でしたが、長嶋監督が佐倉市の市民栄誉賞を受賞した功績により、平成25年7月に現在の名称に改称されました。メインスタンドは2,000人収容することができ、ナイター照明などの設備も備えられているんですよ。

一般利用も今年の9月頃から再開される予定です。

改装後のオープン当日には長嶋氏も球場を訪れ、セレモニーに出席する予定。長嶋氏は佐倉市少年野球リーグで「長嶋茂雄少年野球教室」を開催しており、500名以上の野球少年が集まることもあるんだそう。久しぶりの凱旋も楽しみですね。


 執筆：街コミNAVI編集部