「万博」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか？

日本の万博というと、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」を思い出す人も多いと思いますが、やはり1970年の大阪万博を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

当時生まれていなかった人でも、万博記念公園や太陽の塔のインパクトが強くて、まずそれが頭に浮かぶ人も多いでしょう。 アジア初、そして日本初の万国博覧会となった大阪万博ですが、その大阪が再び万博誘致に向けて動き出しました。

大阪府では、2020年の東京オリンピックに次ぐ国家プロジェクトとしての万博を提唱し、昨年から本格的な取り組みを行ってきました。昨年は地元としての開催理念、開催概要、事業イメージ等をまとめた「2025日本万国博覧会基本構想案」を取りまとめ国へ提出。

「2025日本万国博覧会誘致委員会準備会」も組織して準備を続けてきましたが、ついに3月27日に「日本万国博覧会誘致委員会」が発足。

大阪府の松井一郎知事と関西経済連合会の森詳介会長が会長代行に就任しました。国の検討会による報告書によると「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪湾の人工島、夢洲で5～11月にかけての開催予定で誘致するとのこと。

2025年の万博の開催地にはパリが立候補していて、他にも立候補地が出てくる可能性もあり、これから激しい誘致合戦が始まることになりそうです。

大阪での開催誘致ということですが、国を挙げてのイベントとなりますから、大阪にゆかりがない人も、みなさん是非、動向をチェックしていてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部