全国各地の自治体が、自分たちの地域のPRを積極的に行う現在ですが、東京など都市部にアンテナショップをオープンしてPRを行うという手法も最近では定番化してきていますよね。

東京・銀座には群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」があるのですが、そんなぐんまちゃん家で先日、群馬県桐生市をPRするイベントが開催されました。 桐生市は奈良時代の頃から絹織物を調停に献上していたというほど、古くから織物の町として栄えた地域。

2015年には桐生市、甘楽町、中之条町、片品町で構成する「かかあ天下－ぐんまの絹物語－」が日本遺産にも登録されました。桐生市は、同じく日本遺産の登録文化財を持つ足利市と連携してPRを行っていく「ヘリテージツーリズム」という事業を今年3月から実施しているのですが、その事業の1つとして今回のぐんまちゃん家でのPRイベントが開催されました。

旅行関係者に向けたこのイベントでは桐生の食工芸品など、特産品がPRされました。

さらに、もう一つの目玉が低速電動コミュニティバス「MAYU」の走行。MAYUは環境にやさしく、ゆったりとしたスピードで観光地をじっくりめぐることができるコミュニティバスで、桐生市が地域観光に導入していて無料で利用でき、常時ガイドが開設も行ってくれるのだそう。

イベント当日は、銀座の町をMAYUが走行しながら桐生市のPRを行ったということです。

県のアンテナショップが県内の様々な地域のPR拠点となっているというこうした形は理想ですよね。皆さんも是非、アンテナショップに足を運んでみて下さい。


 執筆：街コミNAVI編集部