いよいよ東京五輪まであと3年となり、現在は全国各地で五輪に向けたさまざまな準備が進められていますよね。設備や制度的な準備はもちろん、大会を盛り上げるために競技の魅力を紹介するイベントなども開催されています。

特に日本ではまだ認知度の高くない競技などを紹介するイベントなどはとても重要ですよね。競技の開催地となっている地域ではそうした活動が特に活発ですが、千葉県佐倉市では、千葉県が会場となっているテコンドーの体験会が開催されました。 テコンドーは朝鮮半島で昔から伝統的に行われている競技で韓国の国技。蹴りをメインの攻撃とする格闘技で、1988年・1992年の五輪で公開競技となり、2000年のシドニー大会から正式競技となりました。

日本でも認知度は向上していて、シドニー大会では岡本依子選手が銅メダルを獲得しています。

千葉県ではテコンドーとレスリング、フェンシングの3競技が開催されることが決定していて、現在県を挙げて認知度や理解の向上に努めています。

そうした中、5月27日に千葉県テコンドー協会が協力して佐倉市のイオンタウンユーカリが丘で開催した体験会では、模範演技の披露や来場者のミット蹴り体験などが行われました。

やはり現状では韓国の選手のメダル獲得数が圧倒的ですが、柔道のように、これから世界中の選手のレベルが上がっていくと思いますし、日本人選手にも頑張ってほしいですよね。この佐倉の体験会で興味を持った人が競技を始めて、佐倉からテコンドーのメダリストが出るようになったりするとすごくいいなと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部