現在は環境についての意識が社会的に高まり、学校などでも学習するようになり、「MOTTAINAI（もったいない）」という日本語が世界的な流行語となったこともありますよ。

そうした社会状況の中ですが、普段自分がどれくらいのごみを出しているか意識していますか？食材などを腐らせてしまって、もったいないと思いつつも捨ててしまう…なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。

そこで、生ごみを中心に、ごみを減らそうという取り組みが、静岡県富士宮市で始められ注目を集めています。 そのプロジェクトの名は「ごみダイエットプロジェクト」。まだ使えるものやリサイクルできるものを活用したり、ごみの排出量を減らそうというプロジェクトで、官民一体となって進めていく事業です。

昨年から開始され、現在6月1日～7月31日は、富士宮市を挙げてこのイベントを推進しています。

5月30日には、イオンモール富士宮でキックオフイベントが開催。富士見市長のプロジェクト開始宣言のほか、富士宮市出身の野菜ソムリエ 天野友江さんが、「食材の使いキリ・食べキリ、生ごみの削減」をテーマとして、普段は捨ててしまいがちな野菜くずを使った調理を行う「～ごみゼロの日 生ごみスッキリダイエット 生ごみギュッとひとしぼり～」が開催されました。

他にも宴会の開始後30分と終了10分前は食事に集中しようという「3010運動」や、水切りの啓発を行うなど、様々な活動を進めていくということです。


 執筆：街コミNAVI編集部