皆さんは北海道の陸別町（りくべつちょう）という街をご存じですか？ 北海道の十勝地方に位置するこの街は

なんと言っても・・・

寒すぎる！！ なんと1月の平均気温は-20℃を下回る 日本で一番寒い街として知られています。

では、そんな陸別町についてちょっと紹介したいと思います。

・日本最寒の祭『しばれフェスティバル』 年に一度、月第1土曜日・日曜の2日間に渡って行われるこの祭。 なんとこのもっとも寒い時期に花火が上がるんですね。

カメラマンの経験がある人なら分かると思いますが 寒い方が、良い映像が撮れると言います。

光の発色が寒い方が良いそうで このしばれフェスティバルも、陸別町の特徴を生かして 寒空の下で綺麗な花火を楽しむ事が出来るんですよ。

その他、ヒーローショーやお笑い芸人を呼んでのイベントなどが 極寒の中、繰り広げられます。

・一晩中寒さを耐え抜く『人間耐寒テスト』 まだまだ面白い祭があります。それが人間耐寒テストです。 こちらは12月に行われているイベントで 日本一寒い街で、その寒さに耐えるというとってもシュールなイベント。

チャレンジャーはバルーンマンションと言われる氷のかまくらに入り 一晩を過ごすというもの。

誰得なのか全く分かりませんが これまでに一晩を無事に過ごした人の数は約4000人いるそうで 認定証なども貰えるそうですよ。

そんな陸別町ですが 人口の減少は深刻な問題みたいで 1970年には6,839人もの人が住んでいたようですが 2010年度は約2,650人と約4000人も減っているそうです。

やはり、寒いと過ごしにくく 農業や酪農、自動車工場などの主な産業も 徐々に衰退しているみたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部