大相撲ブームがやってきていますね。

男女問わず、相撲の試合に熱狂している人は増えていますが、みなさんは実際に相撲を取ったことはありますか？休み時間などに遊びで少しやったという程度の人は多くいると思いますが、実際に土俵で相撲を取った経験のある人は少ないのではないでしょうか。

かつては全国の小学校にも土俵があり、授業でも取り入れられることが多かったですが、現在は土俵のある小学校はかなり少なくなっています。そんな中、滋賀県東近江市のある小学校には、市民の協力で作られた土俵があり、体育では相撲の授業を実施、さらに本物の力士が恒例行事として子供たちに稽古をつけに来るのだそうです。 その小学校が、東近江市立湖東第三小学校。

この学校の校庭には屋根付きの本格的な土俵が地域の人たちの協力で作られていて、生徒たちは体育の授業で相撲を行うなど、普段から相撲に親しんでいます。

例年開催されるこのイベントでは、大相撲の出羽海部屋から力士が学校を訪問。生徒たちは数人で1人の力士にぶつかるなど、実際にけいこをつけてもらいながら交流を行います。また、同時に校内相撲大会も実施するなど、生徒たちにとっては相撲漬けの1日となりました。

ちなみに、わんぱく相撲全国大会の滋賀県代表を決める大会は例年「わんぱく相撲東近江場所」としてこの湖東第三小学校で開催されているのだそうです。

現在の相撲人気を受けて、これから本格的にプロの力士を目指す子供たちが出てくるのも楽しみですよね。東近江に住んでいるけどそんなに相撲が盛んな学校があるのを知らなかったという人は是非、相撲大会などが開催されている日をチェックし、足を運んでみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部