三重県のご当地料理といえば、歴史は浅いもののB級グルメの中でも人気の高い「トンテキ」です。

豚のステーキを指すこの「トンテキ」は、近年もともとは中華料理店で開発されたそうですが、瞬く間に地元・四日市を代表する料理となったのでした。

その豪快なボリュームと独特の厚切りから、「グローブ」と呼ばれるこの四日市トンテキ。実はこの夏から池袋で食べることができるようになったんですよ。 8月14日、池袋にオープンしたのが「東京トンテキ」（豊島区東池袋1）

オリジナルの調理方法で焼かれたトンテキに、おいしいソースをとろーり。都内ではほかに渋谷、秋葉原、上野にも展開しているようです。

オリジナルの調理方法はというと、熱を加えすぎると凝固してしまう豚のたんぱく質に対して、じっくり低温のラードで火を通すというもの。肉のうまみをばっちり逃がさないこの調理に、野菜やフルーツ、スパイスを合わせたブレンドソースがマッチします。

筆者も何を隠そう、このトンテキの大ファンでありまして、三重に行くとかならず注文してしまいます。池袋でこのメニューが食べられるなんて嬉しいかぎりですね。

値段はというと、「トンテキ定食（肩ロース200g）」1,050円、「大トンテキ定食（同300g）」1,250円、「特大トンテキ定食（500g）」2,300円などと、三重県で食べるのと同じくらい。わざわざ旅行に行くことを考えるとこの値段は妥当です。

「東京トンテキ」、池袋の新しい定番になるのか？乞うご期待です。


 執筆：街コミNAVI編集部