日本の国技である相撲は現代でも多くの人に親しまれ、相撲が好という人も数多くいるのではないかと思います。今では、スポーツのような扱いを受けている相撲ですが、その昔は今とは違ったものだったことはご存知でしょうか？

白山にある八坂神社で行われている「奉納相撲」も、そんな通常の相撲とは少し趣が異なるものだそうですよ。 この白山で行われている「奉納相撲」は白山の無形民族文化財にも指定されているもので、この白山での相撲は勝敗を競うだけでなく儀式的な意味合いも持っているのだとか。

実は相撲というのは今ではスポーツとして扱われることが多いですが、元々は日本固有の神事であり儀式として相撲が奉納され非常に文化的な存在だったということなんです。

今回の白山での「奉納相撲」はそんな日本古来の文化的な一面もあるもので、今ではこの地域では白山でしか見ることのできない相撲になっているのだそうですね。

しかし、そんな白山の「奉納相撲」でも懸賞金がかかった「花相撲」と呼ばれるものなどもあり、現在の相撲と変わらない白熱した相撲の試合を見ることもできるので、見る人にとっては通常の相撲と変わらず楽しめるのではないかと思います。本来、相撲というのはこういった地域で神様に向けて奉納されるものだったなんて驚きの事実ですね。

相撲ファンの方などはテレビで見る相撲だけでなく、こういった伝統的な相撲にも注目してみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部