皆さんの住んでいる地域には、市民にとって「宝物」と呼べるようなものや場所はありますか？

どんな地域にもそうしたものはあると思いますし、そうしたものや場所は国や自治体によって文化財などに指定されて保護されていますよね。岐阜県では、現在独自に「宝ものプロジェクト」という取り組みを進めていて、先日可児市の「美濃金山城跡」が宝もの認定されたのだそうです。 美濃金山城は可児市にかつてあったお城で、城跡は2013年に国の史跡として認定されています。

岐阜県では、2007年に「みんなでつくろう観光王国飛騨・美濃条例」を制定。観光王国岐阜県の実現を目指して行う市民参加型のプロジェクト「飛騨・美濃じまん運岐阜の宝もの認定プロジェクト」が推進されていて、「宝ものプロジェクトは」そのプロジェクトを推進するための主要プロジェクトの1つとなっています。

市民から寄せられた「じまんの原石」の中から、今後、全国に通用する県民が誇るふるさとの自慢となるものを「岐阜の宝もの」に認定。また、今後の取り組みによっては「岐阜の宝もの」になると期待されるものを「明日の宝もの」として認定するというユニークな取り組みで、今回美濃金山城跡を含む東美濃の山城3地域を「ひがしみのの山城」として岐阜の宝もの認定しました。

認定は6件目で、可児市では「中山道ぎふ17宿」に次ぐ2例目の認定となりました。今まで岐阜に観光に行っても可児市には訪れたことがなかったという人も、これを機に岐阜の宝もの認定されているスポットを訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部