みなさんの中には お茶を楽しむ「茶会」に参加されたことはありますか？

今回、広島では そんな日本の素晴らしさを楽しむ「茶会」が開かれたそうです。 どこで茶会が開かれたのかと言いますと 広島藩主であった浅野家の別邸として造園された日本庭園「縮景園」です。

ここで、花を咲かせはじめた梅を愛でる「梅見茶会」が開かれたんですね。

この茶会は「縮景園」や「広島」にゆかりのある茶道流派 「上田宗箇流和風会」が昭和40年から続けていて、今年で51回目になります。

ちなみに、この茶会が開かれた「縮景園」は国の名勝であり 日本の歴史公園100選にも選ばれるほど、広島の名所として有名だそうです。

その名前である「縮景」とは 日本各地の景勝を集め、縮めて表したことを意味しているそうですよ。

そんな広島・縮景園には、紅梅と白梅合わせて約100本が植えられている梅林があり 今回の茶会では、その梅を見ながらの席で甘酒が振る舞われたとのことです。

通常、「茶会」と聞いてしまうと なにか格式が高く敷居の高いもののように感じてしまい 興味があっても、参加したりする事をためらってしまうことがあるのではないではしょうか？

しかし、今回開かれた「梅見茶会」のように、梅林という素晴らしい風景の中で 振る舞われるものが甘酒であれば、なんだかほっこりと春の訪れを楽しめるような気がしませんか？

日本の四季を楽しむ事ができる、この茶会にいつか参加してみたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部