近年、全国各地で地域の活性化に向けた動きが進められる中、多くの自治体が取り組んでいるのが、観光客の誘致ですよね。…しかし最近では、企業や移住者の誘致により力を入れる自治体も以前に比べて増えてきています。

さらに一歩進んで、若者の県外、市外流出を食い止めるための本格施策を打ち出す自治体も増えてきていますが、岐阜県では若者に地元企業の魅力を伝えるイベントが実施されました。 「オール岐阜・企業フェス」と題されたこのイベントは、岐阜県の企業と出逢うプレ・就活イベントとして、就活を来年以降に控えた学生を対象に昨年初めて開催されたもの。

岐阜県が進めている「産学金官連携人材育成・定着プロジェクト」の一環で、学生に地元企業に就職してもらい、地域の経済・社会を活性化させることを目的に開催されました。

12月1・2日に岐阜市の岐阜メモリアルセンターで開催されたイベントには、昨年を大きく上回る253の企業・団体が参加。企業の特徴や魅力を紹介。

かなりの企業が参加していますから興味のある企業が必ず見つかるでしょうし、就職相談センターなども設置され、学生たちにとっても有意義な時間となったようです。

本格的に就活が始まるとじっくり企業のことを調べたり、就職の仕方について考える時間もなくなりますから、こうした、まだ少し時間に余裕のある時期に大規模な就活イベントが開催されることはいいことですよね。

産学金官連携人材育成・定着プロジェクトでは、県を挙げて様々なイベントやプロジェクトが進められていて、就活を控える人たちに役立つ情報も多くありますから、就活を控えている岐阜の人は1度チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部