最近、各地で給食に関する問題が取りざたされていますよね。

学校給食というのは、単なる食事というだけではなく、食育の場として機能するものでもありますから、給食についてはしっかり教育の場の1つとしてみんなが認識しておくことが非常に大事なわけですが、東久留米市では、毎年恒例の食育イベント「くるめ産給食の日」というイベントが開催されました。 「くるめ産給食の日」は、その名の通り東久留米産の食材を使ったメニューを給食で提供するというもので、平成27年度から開催されるようになったもの。

市内産の農産物の多様性を知り、味わい、郷土愛を育むイベントで、地場産野菜がさまざまな料理に展開が可能であることを子どもたちだけでなく、保護者にも伝えようと開催されています。

給食のメニューは普段はそれぞれの学校で違いますが、この日だけは市内のすべての市立小中学校で同じメニューが提供されます。今年は12月15日にこのイベントが開催され、市内産野菜を使った「にんじんご飯」「ごまあえ」「さつまいもサラダ」など、多様なメニューが提供されました。

学校によってはこの機会に食育の授業を行うところもあるのだとか。

今年は市長・教育長・教育委員・教育部長・指導室長が東久留米市立第二小学校を訪問。児童たちと一緒に食事を楽しみ、また、子どもたちと東久留米の給食の未来について話したりしたそうです。

話を聞いていると私たちもこの給食を食べてみたくなりますが、そんな魅力的な給食を提供していくことは、教育の一部として非常に大事なことだと思いますし、東久留米市を含め、学校給食についてはもっともっとしっかり考えて、質を向上させてほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部