桃の節句である3月3日には ひな祭りに関連したイベント等が多数行われていました。

その中でも、群馬で開催された「ひな祭り」は とても趣のある場所で行なわれているそうです。 群馬の指定重要文化財である建造物「臨江閣」では 今回の桃の節句に合わせて、江戸時代から昭和初期のひな飾り 約30基が飾られ、壮観なひな祭りが開催されているとのこと。

今回のひな祭りの会場となった群馬の臨江閣は 本館・迎賓館が1884年創建、そして別館が1910年創建と ともに100年以上前に建てられたものだそうです。

創建メンバーである楫取素彦は、現在の大河ドラマに登場したりと 群馬では有名な方のようです。

日本各地で開催されているひな祭りのイベント会場の中でも 今回、群馬で開催されている会場のように 明治時代の趣向を凝らした木造建物、しかも重要指定文化財にも指定されている建物で 開催されることはとても珍しいのではないでしょうか？

当時の数寄屋風建築や書院風建築など、趣のある建築方法で作られた臨江閣は 歴史のあるひな飾りを飾る場所としては、うってつけなのではないでしょうか。

江戸時代に作られた貴重なひな飾りも、ここではしっくりくるのかもしれませんね。

現在放送中の大河ドラマの登場人物にゆかりのある「臨江閣」に 是非、一度行ってみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部