近年、テクノロジーの発達に伴って、私たちの生活にはIT技術がなくてはならないものになってきていますよね。

様々なものがIT化、電子化されていく中で、近年は書類などの電子化も進められていますが、福岡県飯塚市では会議をペーパーレスで進めようという活動が始まり、注目を集めています。 このタブレット端末の導入によるペーパーレス会議の試行は、9月に行われた平成29年第4回定例会から導入されたもので、会議に参加する人たち1人1人にタブレット端末を配布し、資料などをその端末で見られるようにするというもの。

会議に使用する大量の紙資料作成に要する印刷製本費の削減を図ることができる上、クラウドシステムとの連携でいつでもどこでも会議資料や市の各種計画等を閲覧・検索することもできるようになり、議員としての活動を行いやすくしています。

飯塚市議会では12月定例会までは紙資料と併用する試行期間としてペーパーレス会議を行ってきましたが、来年2月の定例会からタブレット端末のみでの運用を予定しているとのこと。

ちなみに飯塚市では、市の職員もタブレット端末の利用を積極的に進めているのだそうで、幅広い業務に利用できるようスタンドと併用してPCとしても扱えるタイプの端末を利用しているそうです。

ペーパーレス会議は企業などでも導入することが増えてきていますが、こうした行政機関でも積極的に採用することで、社会的な機運も高まっていくでしょうし、いい取り組みではないかと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部