先日は東京でも大雪となり、大きな騒ぎとなりましたよね。

あまり雪の降らない地域では積もるほどの雪が降ることは珍しく対応に四苦八苦する人も多かったと思いますが、毎年雪が降る地域では雪が降り、積もるのは当たり前ですし、生活の一部でもあります。

…とはいえ、やはり雪国の人にとっても雪の存在は非常に困りもの。しかし、そんな雪を使って人々の気持ちを和ませようと福井市では、毎年雪像を作って人々を楽しませているお店があるといいます。 そのお店が、福井市の酒屋さん「森酒舗」

福井の地酒である黒龍と花垣を主として、北陸の貴重なお酒を販売することで地元のみならず、日本酒ファンから高い評価を得ている酒屋さんです。

地元でも愛されるそんな森酒舗ですが、毎年積もった雪で雪像を作り、店先に展示することでも地元で大人気。もはや冬の風物詩として地元では親しまれていて、今年も1月24日から作品が展示されています。

店主が作る雪像も今年で10年目を迎え、今年はトトロの雪像がお目見え。

体調不良で今年は作らずにおこうと思っていたそうなのですが、今年は作らないのかという問い合わせが多数あり、体調を気遣う連絡などもあったということで、やっぱり今年も制作することにしたのだそうです。

こうした遊び心で始めたことが多くの人にとっての風物詩となっていくというのはとても心温まるストーリーですよね。福井に住んでいて知らなかったという人は、一度見に行ってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部