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2018.02.06.

彦根藩主井伊家の印章


地域の博物館には行きますか?

博物館が好きで企画展のたびに見に行くという人もいるかと思いますが、子供のころの遠足で行って以来行っていないという人も多いのではないでしょうか。

しかし博物館では普段見ることのできないような面白いものが見れたり、地元の歴史や文化などについて改めて知るきっかけを持てたり、行ってみると楽しめるもの。

ユニークな企画展なども結構たくさん開催されているものですが、滋賀県彦根市では「はんこ」をテーマにした企画展が開催されて注目を集めています。
情報元ソース:彦根城博物館 「彦根藩主井伊家の印章」
http://hikone-castle-museum.jp/topics/5548.html
それが、彦根城に併設される彦根城博物館で開催されている「彦根藩主井伊家の印章」です。

昨年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の影響もあって、今再び彦根城、そして井伊家についての注目が高まっていますが、そんな井伊家に伝わる印章を展示するというこの企画展。

彦根城博物館には井伊家伝来の印章が約750もあるのだそうですが、その多くは井伊家が東京に本堤を構えていたころに火事の被害にあっていて、美術的な価値は失われているのだそう。

そのため、それらの印章は余り展示されることはなかったのだそうですが、今回の企画展では、印章に掘られた印文に着目鵜して展示を展開。「思想に学ぶ」「漢詩をうたう」「家格を誇る」「名を刻む」という構成で、各印の使用者の教養、思想を解き明かしているといいます。

2月6日までのイベントですが、なかなかないコンセプトの展示ですから誰でも楽しめることと思いますし、彦根に行ったら彦根城を訪れる人がほとんどでしょうから、彦根に行く予定のある人は是非、博物館にも訪れてみてくださいね。


 執筆:街コミNAVI編集部