世の中には様々な「○○周年」がありますよね。

そうした記念の年にはイベントなどが行われることも多いですが、今年日本中で話題になっている周年といえば、やはり明治維新100周年ですよね。

明治維新に関する多様なイベントが今年全国各地で行われることになっていて、特に幕末の志士を輩出した地など、ゆかりの深い地は盛り上がりを見せていますが、京都府京都市の伏見区では「鳥羽・伏見の戦い」をテーマとした周年プロジェクトが進められているのだそうですよ。 鳥羽・伏見の戦いは、言わずと知れた戊辰戦争のきっかけとなった最初の戦い。京都市内の鳥羽地区・伏見地区を中心に戦いが繰り広げられたことからこう呼ばれています。

伏見地区では、今年がその戦いから150周年となるのを機に自治会や観光関係者で「鳥羽・伏見の戦い150年プロジェクト」を結成し進めているのです。

プロジェクトでは、当時の伏見の町民たちと戦いとのかかわりに関する絵画の制作が行われ、それを伏見区役所で展示したり、プロジェクトの成果を発表する講演会を開催したり、鳥羽・伏見の戦いをテーマにした芝居の上演を行ったりとバラエティに富んでいて、これから1年かけて関連するイベントなどをまだまだ開催していくという意気込みということです。

伏見の地元の人はもちろん、京都を訪れる際にはみなさんもこのプロジェクトのイベントに参加してみてほしいですし、今年は各地で維新150周年イベントが開催されていますから、是非みなさんも参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部