最近、VR（ヴァーチャルリアリティ）つまり疑似体験型のエンターテインメント施設がブームとなっています。

例えば東京・池袋にあるサンシャイン60ビルには海抜251メートルで迫力のVR体験を味わえる「SKY CIRCUS」があります。池袋のサンシャイン60展望台で3つのVRアクティビティーを体験できるというもので目の前の窓から飛び出して空を飛ぶ、大空を駆け抜ける、屋上からヘリに飛び乗るなど、いずれもスリル満点の内容となっています。 そういったアクティビティーも人気ですが…飛行機などの機内空間を演出することで、航空・海外旅行の疑似体験を提供する施設も今話題です。

そのひとつ、西池袋にある航空・海外旅行の疑似体験型エンターテインメント施設「FIRST AIRLINES」が機内食の内容を大幅リニューアルすると発表しました。

この施設ではファーストクラスで実際に使われていた客席や、機内を再現した内装などで機内空間の演出を行い、VRや映像・音楽・サービスなどを組み合わせた航空・海外旅行の疑似体験を提供しています。

「就航」先は、イタリア・フランス・ハワイ・ニューヨークの4つで、機内食はシェフによる就航都市の特色を再現した地元「飲食」を日替わりで演出しています。

リニューアルにより、お墨付きレストランで修業してきたシェフが本格的に調理し、直接届ける方式に変更。ファーストクラスを模倣し、トリュフやフォアグラなどの高級素材を使い、機内のように「beef or fish」が選択できるようになったほか、食事にストーリーを挿入することで、食体験自体を深化しているそうです。

価格は、ビジネスクラスが6,200円、ファーストクラスが6,600円。完全予約制となっています。

こういった疑似体験をしてみたい方は、個人の好みだと思いますが、VRなどの映像に頼らずよりリアリティを求めるというのは面白いですね。個人的にはこれで満足せず、もっと実際の旅行に出て欲しいと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部