みなさんは、普段「バリアフリー」について意識をしていますか？

ここ10数年で急速に広がったバリアフリーの概念・取り組みですが、現在ではバリアフリーも浸透し、多くの場所でバリアフリーが導入されて、あえて意識する場面も減ってきているかもしれません。

意識しなくてもいいくらいにまで浸透しているのはいいことではありますが、まだまだバリアフリー社会が十分に進んでいるとは言い切れない状況ですし、私たちもまだまだ意識して取り組みを行っていかなくてはいけません。

そうした中、全国各地でバリアフリーの取り組みが色々と進められていますが、そうした取り組みを表彰する「第11回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」で、鳥取県が民間と取り組むバリアフリー事業が表彰を受けました。 この賞は、平成18年に「バリアフリー新法」が施行されたのに合わせて創設された賞で、国土交通分野におけるバリアフリー化の推進に多大な貢献が認められた個人又は団体を表彰するもの。

鳥取県では、県が鳥取県ハイヤータクシー協会と協力して県内のタクシーの一部をバリアフリー仕様にしたり、ドライバーを対象とした研修を実施したり、県内の施設のバリアフリー化を積極的にすするなどの取り組みを推し進めたことが「官民一体となった先駆的なタクシーのバリアフリー化」事業として表彰を受けました。

鳥取の人でも意識していなかった人もいると思いますが、気づけば結構いろんな場所で取り組みが進められているので、皆さんも一度、意識して地元で進められている取り組みに目を向けてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部