書道を嗜んだりされる方はいますか？

すばらしい書というのは それだけ芸術的なものになりえると思いますが

今、香川では そんな書に関する企画が取り組まれているようです。 現代書道家の岡本さんは 現在、香川にある四国霊場74番札所である甲山寺で開かれる 「四国霊場開創1200年結願法要」で披露する般若心経などの揮毫に 取り組んでいるそうです。

弘法大師の名で知られる「空海」の書の研究に取り組まれている岡本さんは 今までにも、国内外問わず沢山の企画展を開いてきたそうで 今回の香川で行われる霊場開創1200年の記念企画では 寺の本堂横の客殿にある襖に書を揮毫されているとのこと。

弘法大師（空海）は「弘法も筆の誤り」ということわざや 書にまつわる数々の逸話があるほど、書の達人として広く知られている 人物ですよね。

今回の香川での企画では そんな弘法大師が中国から持ち帰ったと伝えられる 「飛白体」といわれる書体や「飛白書」と呼ばれる独特の字体も織り交ぜて 現代風の書として表現するそうです。

文字というのは、時代の移り変わりによって変化をしてきたものだと思います。 「飛白体」のように古くから伝わる字体もあれば 現代に新しく表現された字体もあり 今回、襖に書かれる書はまさに1200年の記念企画には打ってつけの 古来と現代とのコラボレーション作品になるのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部