



2018.05.31.
甲府スパークリング甲州2017
(2018年3月18日に書かれたコラムです)
近年、日本全国でクラフトビールや地酒などの地元産のお酒が注目を集めていますよね。
以前からお酒製造の盛んな地域として知られる地域では、新たなお酒の開発が進むなど、これまで以上にお酒造りが盛り上がっていますが、ワインの産地として有名な山梨県の甲府市でも、今回特別な甲府市産ワイン「甲府スパークリング甲州2017」が誕生し、話題を集めています。
情報元ソース:マニマニマグ
“オール甲府”にとことんこだわった、幻のスパークリングワイン
https://manimanimag.jp/a0404_20180329/
今年、甲府市では、武田信虎公がつつじが崎に館を構えた1519年の開府から500年となることを記念して、500周年記念イベントが開催されることになっていて、関連する記念事業も多数開催されることになっています。https://manimanimag.jp/a0404_20180329/
そんな500周年の節目に合わせて作られたスパークリングワインがこの「甲府スパークリング甲州2017」で、甲府市産の甲州ぶどうを100%使用し、武田神社で採取した酵母を使った、全てが甲府市産素材でできたワインとなっています。
開発は甲府市と山梨大学、地元のワイナリー「SADOYA」が共同で行ったということで、この点でも「オール甲府のお酒」といえそうです。
甲府市では、日本ワイン発祥の地といわれていることもあり、「甲府のワイン」をブランド化する取り組みが以前から進められていて、今回の500周年に合わせてその取り組みを本格化。昨年度から山梨大学と共同開発を行い、今年度、商品化にこぎつけました。
完成したお酒は、3月3日に開催された500周年カウントダウンイベントでお披露目。
同日開催されていた「こうふはっこうマルシェ」でふるまわれ、市内の土産物屋さんやワイン直売店などで販売が実施されましたが、ほぼ品切れ状態となるほどの人気なのだとか。運よく飲む機会に恵まれた人は、是非良く味わってくださいね。
甲府市では2021年にも、武田信玄の生誕500年という歴史的な節目を迎えるということで、まだまだ盛り上がっていくことでしょうから、皆さん是非山内を訪れた際には甲府のイベントにも参加してみてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部