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2018.07.08.

京都・八坂倶楽部に草間彌生のオブジェ


(2018年3月31日に書かれたコラムです)

京都・祇園界隈と言えば、古式ゆかしい建物、寺社仏閣などがある印象ですが、そんな祇園のど真ん中に、芸術家・草間彌生さんのかぼちゃが登場しているそうです。

京都・八坂神社近くの「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」には「都をどり特別展 祇園・花の宴 草間彌生・花の間」展が開催されています。
情報元ソース:Webマガジン コロカル 祇園に草間彌生のかぼちゃが出現! 京都の有形文化財が美術館に/京都
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-11202603-colocal-l26
舞台となったのは「都をどり」の会場として知られる祇園甲部歌舞練場内にある「八坂倶楽部」。

大正2年に建てられた築104年の有形文化財です。「フォーエバー現代美術館」は、草間彌生さんのコレクションで知られる美術館。これまで他府県にあったそうですが、昨年より期間限定で八坂倶楽部を借り、現代美術館としてオープンするよういなったそうです。

門をくぐると、そこにはあの巨大なかぼちゃが鎮座。早くも京都のファンのみならず地元の方々の間でも話題になっているそうです。

館内の展示室は全室畳敷きとなっており、畳に座って作品と向かい合えるよう、少し低めに展示されているとのこと。伝統的な空間の中でゆっくり作品の魅力を味わうことができます。

「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」は、散策が楽しめる日本庭園も素晴らしく、4月30日までは庭をながめながら特製弁当を食べるサービスも提供されるとのこと。さらに「昭和の祇園街」や「祇園の四季」をテーマにした写真展「都をどり特別展」や京舞の披露もあるそう。

京都ならではの街並み、佇まいと草間彌生さん作品のコラボレーション。また新たな作品の魅力が垣間見えるとともに、「新しいもの好き」な京都の文化の寛容性も楽しめるのではないでしょうか。


 執筆:街コミNAVI編集部