最先端の技術というのは多くの人をあっと言わせるようなものですが、特に今回京都で最先端の技術を駆使して開発された"コンセプトカー"が注目を集めているんです。

京都に本社を構える電子部品を扱う「京セラ」は今回、最新の投影技術を駆使してなんと"車内にその景色を映し出すことができる"というコンセプトカー「Moeye」を開発したということで話題となっているのだとか。 この京都で開発されたコンセプトカーですが、一体どのようなものかというと最先端技術である「光学迷彩技術」を使用したものとなっています。

車体に付けられた8台のカメラによって外の様子を車内にそのまま大きく映し出せることが可能になっているそうで、なんとこの技術によって通常の車でのドライバーの視界よりも約1.5倍の視界の広さを実現できるのだとか。

視界が広がるということはそれだけ見通しも良くなるということで車を運転する際の安全性をより高めることができるというわけなんです。

最先端の技術というのは想像を超えるものが多いですが、今回の技術もまさにそんな驚きの技術といったところでしょう。

もちろん、今回京都で開発されたのはコンセプトカーということですので、実際に実用化され販売されることになるかもしれませんのはまだ先のことかもしれません。

しかし、これまでの車の概念を覆すような最先端の技術というのは着々と実用化されつつあるので、近未来の技術が詰まった車が当たり前のように街中を走る日も遠くなさそうですね。

（2020年9月30日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部