（2020年4月30日に書かれたコラムです）

日本全国には数多くの"桜の木"がありますが、その中でも今回は三田にあるとあるヤエザクラの木が注目されているんです。

三田にあるマンション「ルネ三田フラワーコート」の敷地内にあるヤエザクラは普通に桜に木とは違った特徴があるということで話題となっているのだとか。 その特徴は一目瞭然、なんとこの桜の木はまるでジェットコースターのようにくねくねと激しく上に向いたり、下に向いたりした幹が特徴的。

なぜこの三田の桜の木がこのような特徴的になっているのかというと、なんとこちらの桜は銃数年前に一度折れたことがあったのですが、そこから奇跡の復活を遂げたためにこのような特徴的な見た目となったそうなんです。

ちなみに桜の木というのは実は一度折れると再び花を咲かせるのは非常に難しいため、この三田で花を咲かせている桜の木はとても貴重なケース。特に雪が少ない三田ではこうした幹の曲がり方はしないのでとても珍しい光景とも言えるんです。そんな奇跡的な桜を称して"ど根性桜"として付近の住民の方から愛されているということで注目を集めているわけなんですね。

桜の木は美しい花を咲かせますが、病気などに弱いという植物。しかし、そんな桜の中にもこうしたまさに奇跡的といったケースもあるということで、この桜の木を見ることで勇気や元気をもらったという人も多いのではないでしょうか？

この全国的にも貴重な"ど根性桜"ですが、これからも三田では毎年、美しい桜の花を見せてくれることに期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部