新潟市水族館「マリンピア日本海」で、7月2日、元気なトドの赤ちゃんが誕生しました。

これまで、「マリンピア日本海」では、トドの死産が続いており、トドの赤ちゃんが生きた状態で誕生したのは約9年ぶりということで、ホームページやSNS内は祝福の言葉で溢れました。 新潟市中央区の西海岸公園地区にある「マリンピア日本海」は、1990年7月に市制施行100周年を記念して開館した水族館です。 館内では、展示が10のゾーンに分かれており、日本海につながる様々な水環境が紹介されています。

今回、赤ちゃんを出産したトドは館内の展示施設「マリンサファリ―ひれあしの入り江」で公開されています。

赤ちゃんは7月2日午前4時47分に誕生、母親パールと父親テツの間に生まれました。 性別は不明で、現在は展示スペースにて、母子ともに元気に過ごしているそうです。

母親のパールにとって初めての子育てということもあり、飼育員の松本さんは「赤ちゃんにしっかりと授乳できているかを確認し、初産の母親が育児放棄をしないよう注意しながら大事に育てたい」と語られています。 パールは出産後、なかなか授乳がうまくできずにいましたが、3日の夕方には初めて授乳に成功したそうです。 このまま順調に育てば、赤ちゃんの名前を一般公募するというとです。

赤ちゃんの成長はもちろん、一体どんな名前がつけられるのか、これからも新潟市水族館「マリンピア日本海」から目が離せませんね。 新潟市水族館マリンピア日本海PR【公式】のツイッターアカウントでは、トドの親子の様子がアップされているので、気になる方は早速フォローしてみてください。


 執筆：街コミNAVI編集部