8月9日、宮城県で 新たな野外ロックフェスティバルが行われました

宮城県亘理町の若者グループが企画したこのフェスは 東日本大震災で大きな被害がでた宮城県亘理町荒浜地区で 音楽を通じて被災地への誘客を図るとともに 復興の現状を広く発信することを目的としています。 宮城のこのロックフェスに参加するアーティストは23組。

宮城県仙台市出身のシンガーソングライター・伊東洋平さんや 男性アコースティックデュオ・ひまり 宮城県内のご当地アイドルユニット・フレグランスなど いずれも開催趣旨に賛同し、無償で出演するということです。

ライブの他、会場の「にぎわい回廊商店街」周辺に設置された バーベキューのコーナーでは、商店街の魚屋さんで買った新鮮な魚介類を その場で焼いて楽しめるほか、「苺の冷たいデザート」などの出店 イベント中限定の「ライブペインティング」も予定されています。

宮城県亘理町荒浜地区は、東日本大震災で甚大な被害が出ましたが 「わたり温泉鳥の海」の営業再開や 「きずなポートわたり」「荒浜にぎわい回廊商店街」がオープンするなど 少しずつ震災前の活気を取り戻そうと、地元の方々が力を注いでいます。

あの日から4年以上の月日が流れました。

全ての被災地が震災前の賑わいを取り戻せるよう これからもまだまだ支援の手が必要です。


 執筆：街コミNAVI編集部