現在、刀剣ブームがやってきているのを皆さんはご存知でしょうか？

刀剣を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞」が火をつけたこのブーム とくに女性の間で大きなブームとなっていて、彼女たちは「刀剣女子」と呼ばれて います。

これを受け、全国の博物館などでは由緒ある刀剣を特別展示するという動きまで 生まれているんですね。

そんな中、栃木県足利市では、今年の1月～2月にかけて安土桃山時代の刀工・堀川国広の 「脇差」の展示が行われ、2週間で約3,200人が訪れました。 この反響を受けて、足利市は6月18日から7月3日にかけて再展示を行ったのですが その来場者がまたも3,000人を超えたことを足利市教育委員会が発表し、再々展示も 検討することになっているのだそうです。

堀川国広の脇差が擬人化された刀剣乱舞。 このゲームにも登場する人気キャラクター（?）の1つで、再展示の来場者アンケートに よるとリピーターの刀剣女子も多かったのだそう。

当然ながら地域おこしての効果も大きかったようで、地元の足利市通2丁目商業会が マップやポストカードを鑁阿寺(ばんなじ)前の複数店舗が共同で関連グッズを作製する など、地域住民もこの刀剣ブームに大きな期待を寄せているようです。

足利市としても、これを機に足利市をより多くの人にPRすることに力を入れる予定で 再々展示もおそらく実現するようです。「刀剣乱舞」は今秋アニメ化が決定するなど 人気はうなぎのぼり、少しでも長くブームが続いてくれればいいなと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部