国際化が進む現代社会。

現在、日本中の様々な地域で外国人の方が生活をしているのは皆さんもご存知の事だと思いますし 身の回りにも在日外国人の方はいるのではないでしょうか？

しかし、まだまだ外国人の方が快適に住める国というには課題が山積しているのも確かです。 とはいえ、そんな外国人を支援するため、国や自治体も様々な努力をするようになってきています。

三重県伊賀市では、外国人住民と日本人が気軽に集い交流することができる施設 「伊賀市多文化共生センター」を伊賀市上野東町にオープンしました。 この施設では、ポルトガル語、スペイン語、中国語、英語の通訳が曜日ごとに常駐し 外国人住民の生活相談や多言語による情報提供を行うほか、日本人住民と外国人住民の交流が できるスペースとしての利用もできます。

また、伊賀を訪れる外国人観光客への情報提供等も行えるよう、無料で使えるパソコンや パンフレットなどを設置しています。

「中心市街地に開設してほしい」という外国人からの要望を受け、市役所にも近い中心地に 設置しました。伊賀市に住む外国人は、昨年11月末時点で4,178人にものぼり、人口に対する割合は 約4.6％で県内最多。

センター開設場所の上野東町には多文化共生に取り組むNPO法人の拠点があり、近くの市庁舎には 「伊賀市国際交流協会」の事務所もあり、伊賀市はもともと国際交流への関心が高い地域とも いえます。

難民問題なども含め、現在世界的に外国人の移住は色々と課題が多いですが、できる限り 在住希望者が住みやすい国にしていけたらいいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部