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2017.01.28.

宮城で生まれた新米『だて正夢』


農業など、第一次産業の衰退が懸念される現在の日本の社会状況ですが、農家の人たちも 新たなビジネスチャンスをつかもうと様々な努力を重ねています。そうした中でやはり 重要なのは、作物のブランド化戦略ですよね。

特にお米のブランド競争は熾烈で、いまだによりおいしいお米を求めて、各地で新品種の 開発が行われています。特にコメの産地として有名なのは、東北地方。

そんな東北の1県である、宮城県でも、新たなコメの品種が開発されました。
情報元ソース:産経新聞 「だて正夢」で天下狙う 宮城県産米新品種の名称決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170124-00000025-san-l04
宮城県といえば「ササニシキ」「ひとめぼれ」といった銘柄のお米が有名ですが、ここ数年 それらに続く次世代のブランド米の開発が進められてきました。

そして、宮城県古川農業試験場で開発されたのが「東北210号」のお米でした。 そして、1月23日、仙台市で開催された発表会で、その新種のお米の品種名が 「だて正夢(まさゆめ)」に決定したことが報告されました。

この名前は、もちろんかつて仙台藩を収めた伊達政宗をもじった名称で、「正夢」には 東日本大震災からの復興が実現するようにとの思いも込められているそうです。

でんぷんの含有量が少なく、粘り強い食感が特徴のだて正夢。2018年からの本格出荷を 目指していて、秋までにはロゴマークの決定など、ブランド化戦略を行っていく予定と なっています。

宮城県の復興を象徴する1つの象徴となれるのか。これからの宮城県の農業を背負って いくことが出来るのか、注目していきましょう。


 執筆:街コミNAVI編集部