「お役所仕事」というような言葉もある通り、役所などの公的機関というと、あまり融通が利かなかったり画一的だったり、地味だったりというようなイメージを抱く人も多いのではないかと思います。

しかし、今では自治体もそれぞれの特色をだして少しでも市民に愛され、市民を増やしていかなければいけない時代。それまでは遊び心が入る余地がないと思われていた部分にまで、自治体の個性を打ち出していこうという姿勢が強くなってきています。

そんな中、千葉県柏市では、なんと原動機付自転車、いわゆる原付のナンバープレートに市のオリジナルデザインが採用されるようになるのだそうです。 柏のナンバーを巡っては、2006年に野田ナンバーから分割される形で柏市と我孫子市で柏ナンバーが導入され、現在ではだいぶ普及してきました。

昨年はその柏ナンバー誕生から10周年ということで、更なる普及とPRを目指して、このオリジナルナンバープレートの企画が持ち上がったのだそうです。

昨年末に市内の中学校の美術部からデザイン案を募集したところ、50作品が集まり、その中から9作品を選定。この9作品からどのデザインをナンバープレートとするのかの市民投票が2月10日まで行われました。

個人的にはナンバープレートのデザインを変更することが出来るというのを初めて知ったのでそこがまず驚きでしたが、どんなデザインが採用されるのか楽しみですね。

「ご当地ナンバープレート」が、地域の活性化につながっていくことを期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部