野球の試合で「場外ホームラン」を見たことはありますか？

プロの世界ではあまり出ることはないものの、スタジアムの広さなどによってたまに出ることがある場外ホームラン。

そして、野球以上にプロのサッカーの試合ではほぼ起こらないこの現象ですが、なんと先日、北九州にてプロサッカーの試合で場外どころか、ボールが海に落ちるという珍事が発生したことが話題となっています。 その事態が起きたのは、6月10日に開催されたJ3、ギラヴァンツ北九州対ガンバ大阪U-23の試合。

北九州のゴールキーパー、高橋選手が相手ボールをクリアしようとボールを蹴り出したところ、そのボールが場外へ飛び出し、そのまま海に入ってしまったのだといいます。

スタジアムの写真を見ればすぐに分かるのですが、ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムであるミクニワールドスタジアム北九州は、スタジアムのすぐ裏が海になっていて確かに大きく蹴り出せばすぐに入ってしまいそうなんですよね。

ギラヴァンツがこのスタジアムをホームとしているのは今年からで、今回の珍事がチーム初、そしてJリーグ初の「池ポチャ」事件となりました。

この出来事はユニークなニュースとして話題になっていますが、海で船が通っていたりしていたら危険ということもあり、実は以前から「海のボールパーソン」として船を停泊させているのだそう。

ついに活躍の場となったようで、この海のボールパーソンの存在も今回の件で話題となりました。

こうしたことも含め6月25日の試合からは、なんとスタジアムのビジョンでキックオフ前に海のボールパーソンの紹介も行われるようになったということです。誰もが楽しめるように、いつもいろんな役割の人が頑張ってくれているんだなと再認識させられますね。


 執筆：街コミNAVI編集部