国際交流が進む中で、様々な文化が入り乱れる世の中ですが、日本は特に世界中の食文化が楽しめる国として有名ですよね。その土地特有の料理はもちろん、食材などもどんどん入ってきていますが、そうした外国原産の食材の中で、最近にわかにブームとなってきているものの代表格が、パクチー（コリアンダー）ではないでしょうか。

もともとは地中海原産で、日本では東南アジアの食材と知られるパクチー。かつては苦手な人も多かったですが、最近ではブームとなっていることを受けて、静岡県三島市では、パクチーの効能について立証する試みが始まっているのだといいます。 …なぜ三島？と思った人もいるかと思いますが、実は静岡県は日本有数のパクチーの産地。

そんなパクチー生産地、静岡県中東部で飲食店を展開するにしはらグループ（三島市）の西原社長が10年前からパクチーの健康効果に着目し、自社で研究するなどしてきましたが、近年注目度が高まったこともあり、昨年「パクチーアカデミー協会」という研究団会を発足し、本格的な研究を始めるに至ったのだといいます。

8月24日には初の本格的な学術会議も実施し、医師や専門家も巻き込みながらパクチーの健康効果を正式に立証する予定だといいます。

実は静岡でぱくとー栽培が盛んというのを知らなかったという人もいると思いますし、三島でこうした学会が生まれていた事を知らなかった人も多いと思いますが、パクチー好きな人は是非静岡、三島に注目していてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部