皆さんの住んでいる地域には、伝統的な行事や祭礼など、古くから地域に伝わっているものはあるでしょうか？

伝統文化は多くの地域にあるものですが、徐々に受け継ぐ人が減っていたりといった理由もあって衰退してしてきてしまっているものも少なくありません。そうした状況の中で文化の保存や普及に努めている人たちが、官民問わずたくさんいますが、京都府亀岡市では地域の伝統文化を切り絵で紹介する冊子を作る活動を行っている団体があるそうです。 それが「亀岡伝統文化研究会」です。

亀岡市内で切り絵教室を開いている達富さんが教え子たちと一緒に2015年に設立した団体。「文化の宝庫である、亀岡含む丹波地域の魅力を、切り絵を通じて伝えたい」という想いで作る冊子は実は今回の冊子で第3弾になるそうです。

メンバーが実際に地域内の各地を訪れ、祭礼などに参加して、体感し、それを切り絵にしたのだといいます。

昨年の4月から祭礼巡りを開始し、取材に費やした時間はなんと約1年。25日～27日には亀岡市の生涯学習施設・ガレリアかめおかで原画展も開催し、これからも地域の伝統を伝え続けるために活動していくみたいですね。

同団体は基本的にガレリアかめおかを拠点として活動しているということですし、達富さんの切り絵教室も開講していますから、切り絵に興味のある人、地元の文化に興味のある人は是非一度かめおか伝統文化研究会にコンタクトをとってみて下さい。


 執筆：街コミNAVI編集部