普段、ポイントカードは利用していますか？大手チェーンから個人経営のお店まで、今やポイントカードはあらゆるお店で発行されていますが、最近は自治体固有のポイント制度なども登場し、注目を集めていますよね。

大手企業のポイントカードを利用して、自治体独自のポイント制度を作る取り組みなどが全国的に注目を集めていますが、京都府亀岡市では、また新しいポイント制度への取り組みの実証実験が行われ注目を集めています。 その新しいポイント制度とは、なんと、マイナンバーカードを利用したポイント制度。

マイナンバーカードのICチップ（マイキーID）を利用して、協力会社のポイントを自治体ポイントに交換し、地域の商店やオンライン通販サイトで使うことができるポイント制度です。

現在、総務省は様々な利用者カードやポイントカードをマイナンバーに集約しようという「マイキープラットフォーム構想」を推し進めていて、その実証地域を広げていく中、亀岡市でも導入が開始されたというわけです。

利用者としては様々なポイントカードが1つにまとめらるというメリットがあり、自治体ポイントの独自キャンペーンなども実施されるということです。

亀岡市では12月1日からこのポイント制度がスタートし、たまったポイントはJR亀岡駅内の「かめまるマート」で使用できるようになっているそうですよ。

マイナンバーカードについてはまだまだ十分に普及して、理解が進んでいるとは言えない状況で、それが問題として語られることも多いですから、こうした実証実験からしっかり普及してほしいですし、その有用性もしっかりと伝えていってほしいものですね。

亀岡の人や、他の実証実験が始まっている地域の人はもちろん、皆さんこの機会にマイナンバーについて改めて調べてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部