



2017.09.19.
来年の大河に合わせて盛り上がる玉名市
全国各地で、地域のPRについての作戦を自治体が練っていますが、地域の活性化につながるのは、自治体による活動だけではありません。企業などの活動が結果的に地域に利益をもたらすこともありますし、最近ではアニメ作品などの「聖地巡礼」が地域に大きな恩恵をもたらすことも多いですよね。
そして、そうした「聖地巡礼」効果を生む代表的なものが、NHK大河ドラマではないでしょうか?
大河ドラマの作品のゆかりの地では例年ドラマ館などの施設がオープンして、観光客誘致が進められていますが、熊本県玉名市でも、大河ドラマのPR効果を見込んでPR室が設置されたのだそうです。
情報元ソース:玉名市
金栗四三PR推進室を設置しました
http://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/110/9127.html
2019年の大河ドラマは1912年のストックホルム五輪に日本人として初出場し「日本マラソンの父」と呼ばれ、玉名市名誉市民にもなっている金栗四三(1891~1983)を主人公とした「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」となることが発表。http://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/110/9127.html
これを受け、玉名市では9月から「金栗四三PR推進室」を設置し、機運を盛り上げていこうと考えているのだそう。
撮影は熊本県内で行われることも検討されているということで、そうしたロケ地の誘致にも期待がかかるところです。
これから金栗さんに関連した地域活性化イベントなども企画していくということです。観光客の誘致もそうですが、地元の人や子供たちに改めて地元の偉人について知ってもらうという意味でもこのPRが持つ意味は大きいと思いますし、PR室には頑張ってほしいところですね。
執筆:街コミNAVI編集部