世の中には非常にたくさんの種類のおまつりや市民イベントがありますよね。

お祭りの由来や目的なども様々で、全国で同じように開催されているものもあれば、地域独特のお祭りなども多数ありますが、熊本県玉名市では、毎年この時期にある変わった祭りが開催されることで知られています。

その祭りの名は、「玉名大俵まつり」 玉名市はかつてコメどころとして栄えた地域で、市内には米蔵から船着き場へ俵をつくときに使用した「俵ころがし」という石畳の坂道も残っているのだとか。

そんな玉名の繁栄の歴史を反映して開催されるこのイベントは今年で21回目を迎え、11月23日に玉名市役所周辺で開催されます。

「朝食マルシェ」や菊池川の歴史・文化をふまえた「米」にテーマを絞った「米グルメフェスティバル～大うまかもん市～」など、コメをテーマにしたイベントが多数開催されますが、中でもメインイベントとして開催されるイベントとして有名なのが「俵ころがし」なのです。

重さ約800キロ、直径約2.7メートルの大俵（是非、写真でその大きさを見てみてください）を、チームで転がし、その時間を競うもので、1チーム14人の人数さえ集まればだれでも参加可能ということで、多くの市民が参加します。

こうした迫力のある、みんなで楽しめるおまつりが地域で開催されるというのは地域に住む人間としてはとてもうれしいことですし、対外的なPRもしやすくていいですよね。

玉名市の人はもちろん、玉名市外の人も機会があれば一度その圧巻のレースを見に行ってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部