日本中、そして世界中で様々なスポーツが行われていますが、世界ではあまり普及していないけれども日本で人気のスポーツ、またその逆のスポーツなど、地域によってそのスポーツの知名度には差があります。

そうした中、日本ではまだそれほど普及していないスポーツを振興して、地域ブランドの形成や地域おこしに活用しようとする地域も出てきています。

栃木県佐野市では、イギリス発祥のスポーツ、クリケットを活用した地域おこしが計画されてきていますが、今回新しくその推進に関連する人材募集を出したことが話題となりました。 クリケットは500年ほど前にイギリスで生まれたスポーツで、世界中でプレーされるかなりメジャーなスポーツですが、オリンピック競技になっていないことなどもあってか、日本ではあまりメジャーになっていません。

佐野市では「クリケットのまち」としての町おこしを行うべく、10年前からクリケットの普及と、関連する地域おこしの取り組みを行っていますが、そうした中で今回募集されたのは「地域価値創造マネジャー」という役職。

1名のみの募集で、選出された人は来年度から3年間、地域活性化のためのビジネスモデルの構築業務に携わることになるといいます。

募集は17日に締め切られましたが、かなりの高給で、やりがいも高いということから100名以上の応募があったということで、注目度の高さもうかがえます。

今回の募集でこの取り組みにもまた注目が集まったことと思いますし、これからの佐野市の取り組みにみなさんも注目していてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部