図書館はお好きですか？

本が好きで、図書館によく行くという人もいれば、あまり図書館を利用したことがないという人もいるのではないでしょうか。活字離れが進んでいるといわれ、電子書籍が登場するなど読書を取り巻く環境も変化する中、図書館もこれまでとは違った独自性を打ち出したりイベントを開催して、読書の楽しさを伝えようとしています。

ちなみに、茨城県土浦市の図書館では、県内の複数の図書館の図書館司書によるビブリオバトルが開催。 ビブリオバトルは書評合戦で、それぞれが自分の好きな本についてプレゼンを行い、聴衆にどの本が1番読みたいか決めてもらうというもの。もともとは京都大学、立命館大学から始まったものですが、近年全国的に広がりを見せてきている図書イベントです。

土浦市では、昨年JR土浦駅前に複合施設「アルカス土浦」がオープンしたのに合わせて、土浦市立図書館をアルカス内に移転。新図書館は県内最大級の図書館とギャラリー、ゆったりとした広い空間を備え、快適に読書ができるといいます。

そんな土浦市立図書館で1月13日に開催された「ビブリオバトル・司書対決！」には、同図書館の司書に加え、近隣図書館の司書、計5人が参戦。本のプロでもある司書が選んだ本というだけあって、レベルの高い書評合戦となりました。

土浦市立図書館をはじめ、近年はこうした快適な空間を作ったりイベントを開催する図書館も増えてきていますから、皆さんも一度お近くの図書館に訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部