



2018.01.29.
港区で帰宅困難者に対する非難訓練
日本は自然災害の多い国。
特に身近な災害である地震による被害は昔から現在まで全国各地で起こっています。近年の大型地震というと東日本大震災を思い浮かべると思いますが、1月という時期に思い出される大地震として、阪神淡路大震災も忘れてはいけませんよね。
今年で地震発生から23年が経ち、地震発生日である1月17日近辺には、全国各地で地震や防災に関連するイベントが開催されました。東京都港区では、地震発生時に発生するであろう外国人の帰宅困難者のための避難訓練を実施しました。
情報元ソース:産経新聞
阪神大震災23年 港区が外国人帰宅困難者の対応訓練
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000055-san-l13
港区では、災害発生時に帰宅困難者が大量に出ることを想定して(実際に東日本大震災では大混乱となったこともあり)、平成23年に港区防災対策基本条例を制定し、帰宅困難者対策を推進中。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000055-san-l13
2020年の東京五輪に向けてはインバウンド増加もあり、港区内にも多くの外国人がやってくるようになっていることから、今回外国人向けの避難訓練が行われました。
会場となったのは、港区でも特に多くの人が集まる六本木ヒルズ。
訓練には海外の大使館職員や、インターナショナルスクールの生徒が帰宅困難者約として参加し、ヒルズ内の職員や、通訳のできる港区防災ボランティアの人たちが有事の際の対応について確認を行いました。
さすが多くの人が集う東京・港区だなと思わされますが、外国人の中には地震に慣れていない人も多いでしょうし、観光客誘致に対する取り組みと同じくらい、有事の際の外国人に対するケアも大事になってきそうです。
こうした動きは全国でも進んでくるかもしれませんから、皆さんも訓練が開催された際などには参加してみてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部