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2018.03.08.

帯広市の栄養士が開発を進めるオビリースープ


日本では「食育」という言葉が広く認知されるようになり、関心を集めていますが、特に身近な食育の場として多くの人が思い浮かべるのが、やはり学校給食ではないでしょうか?

最近では地元の特産品を使ったメニューを開発するなどして、独自性を打ち出す自治体なども増えてきていますが、北海道帯広市では、市の栄養士が独自に開発したスープが提供される予定となり注目されています。
情報元ソース:十勝毎日新聞 電子版 帯広市学校給食の独自スープ 大釜で1000人分試作 調理手順や味を確認
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00010000-kachimai-hok
そのスープの名は「オビリースープ」。このスープは「食で育む給食研究会オビリーネット」という、帯広市の栄養士らが作るチームで開発しているもので、新メニューとしてこのスープの開発を続けています。

スープの基本はチキンブイヨンで、そこに地元野菜などを加えて給食に出すことで、食育に活かしたいそうです。

1月に試食会を実施し、給食メニューにできるレベルの品質であることが確認されたため、2月14日には帯広市学校給食センターで実際に調理に使用する大釜を使って1,000人分もの大量のスープを調理する試作会が開催されました。

今回試作したスープも、上々の出来となったということで、味は問題なし。これからさらに試作を進めて、調理時間の短縮など実務面での改善を図っていきたいということです。

こうした独自給食は大人になってからも記憶に残っていくでしょうし、素敵な取り組みですよね。この先のさらなる新メニューの誕生も含め、帯広市の人は是非、注目していてくださいね。


 執筆:街コミNAVI編集部