皆さん、歴史はお好きですか？

これまでの義務教育や高校、大学で日本史を一切勉強しなかったという人はいないと思いますが、日本史には様々な家柄が出てきますよね。その中でも特に有名な家といえば、やはり源氏ではないでしょうか。

特に源義経や源頼朝が有名ですが、頼朝と敵対し、義経に討伐された源義仲（木曽義仲）も非常に歴史上有名かつ重要な人物です。その源義仲の嫡男・源義高の終焉の地は現在の埼玉県狭山市といわれているのですが、その狭山市では、義高にまつわるいイベントがいくつか開催されるそうです。 義高は、義仲と頼朝が一度和議を結んだ際に鎌倉にやってきますが、後に義仲は頼朝によって討伐され、その際に鎌倉を脱出。旅の途中に狭山市入間川でとらえられ、12歳でこの世を去りました。

そんな悲劇の記憶を忘れないことで命の大切さを伝えていこうと企画されているのが22日に開催された講演会「異伝・清水冠者～後世に蘇る義高伝説～」です。

この他、4月30日～5月5日に入間川で開催される「義高の鯉のぼり」、そして5月4日に開催される狭山市から義高が目指していた嵐山町の大蔵館跡までを歩く「義高ウオーク」といった3つのイベントが開催されます。

歴史にはこうした、現在ではあまり学校などでは習うことがないけれど、壮絶な人生を遂げた人たちや地域に大きな影響を与えた人たちがたくさんいるので、そうした人たちに地域がスポットライトをあてて、今一度歴史について考えてみるのも大事ですよね。

狭山に住んでいる人は是非、イベントに参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部