大昔の人々は一体どのような食事をしていたのかふと疑問に感じてみたことはありませんか？

郡山ではそんな大昔の"古代グルメ"を作るという一風変わった体験イベントが開催されたということで話題となっています。 今回、郡山にある「大安場史跡公園」では古代で作られていた食べ物の一つである「蘇」を作るという珍しい内容の体験イベントが開催。

この"蘇"というものがどういったものか知らないという人も多いのではないでしょうか？

この"蘇"というのは「古代のチーズ」とも呼ばれもので、牛乳を熱して作る古代の乳製品なのだとか。まさに古代のグルメということで当時でもかなり貴重な食材として扱われていたものなんだそうです。

郡山でのイベントではそんな古代のグルメを作るために多くの人が参加したそうで、この珍しい料理体験を驚きながらも楽しんだのではないでしょうか？

ちなみにこの"蘇"の作り方はというと牛乳を焦がさないように水分と飛ばしながらゆっくりかき混ぜながら熱することで程よい硬さになれば完成とのこと。シンプルな方法ですが古代のグルメというだけあって味の方もなかなかものだとか。

郡山ではこうした歴史に触れるようなイベントをこれからも開催していくそうなので、気になる方はこまめにチェックをしておくといいかもしれません。

この古代グルメである"蘇"ですが、機会があればぜひ一度実際に味わってみたいものですね。

（2020年6月16日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部