どのような地域にも名物と呼ばれるものはあるものですが、今回、米子では新しい米子名物が誕生するということで注目を集めているものがあるんです。

今回、米子の新しい名物として登場したのは「米子城カレー」なるもので、米子の観光名所でもある米子城跡にあったとされる米子城をイメージしたカレーとなっているんだとか。 城の石垣には県産の雑穀米を使用して、米子城跡の小天守台にポツンといつの頃からか置かれていた「忘れ石」はうずらの卵で表現するというこだわりっぷりのカレーとなっているようですね。

もちろん、そのほかにも米子の地元産の食材がふんだんに使われているので米子を代表する新しい名物となるには十分な逸品と言えるのではないでしょうか？

実は"米子には名物はない"と揶揄されるようなことがあり、そんな地元を盛り上げようと新たな名物作りとして開発されたのが今回の「米子城カレー」なんだとか。

味へのこだわりはもちろん城の石垣を再現するために雑穀米で作られた石垣の角度までこだわっているということですから、新名物へとなるための期待がいかに大きいのかというのがよくわかりますね。

カレーという誰でも親しみやすいメニューに米子の魅力をふんだんに詰め込んだこちらの新メニューが新しい名物となる日も近いのではないでしょうか？

今後は米子の名物といえば「米子城カレー」というような時がくることになるかもしれませんね。

（2020年10月28日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部