兵庫県の小野市役所前にある巨大そろばんのオブジェを、受験生たちのパワースポットとして PRしようと、兵庫県小野市では巨大そろばんを管理する播州算盤工芸品協同組合へ 整備補助金300万円を盛り込んだ補正予算案を提出しました。 そろばんといえば、かつてはオフィスの引き出しに必ず入っていると言われていました。

しかし、近年はほとんど目にすることがなくなり 計算機を使用した資格検定などが増えています。

それでも播州そろばん、雲州そろばんの火は消えておらず 学校教育でも幾多の変遷を経ながらも、その効果はしっかりと認識されています。

ちなみに、兵庫県の小野市は全国のそろばんの約7割を生産しています。 多くのそろばんが、この兵庫県から誕生しているということです。

市役所前に飾られている巨大そろばんは、縦4メートル、横9メートル 重さが2トンと迫力があります。

毎年、そろばんの玉を使った西暦表示が年末になると変更されます。

この巨大そろばん、まだまだ全国では広く知られているものではありません。

受験生にとっての観光地になればという思いを込めて作られている事もあり たくさんの受験生に、この兵庫のスポットに訪れてもらいたいものです。

同市では地元の生徒のアイデアで、5か9の数しか表示のできない「合格（5か9）お守りそろばん」 などが商品かされています。

地元から少しずつ、そろばんに合格のご利益があるイメージが定着しつつあります。

家族や友人と一緒に、年末年始は合格祈願のために 巨大そろばんを見に行くのもいいのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部