近年、アニメの影響などで自転車ロードレースが注目を集めていますが 宇都宮にもプロの自転車ロードレースチームがあるのをご存知でしょうか？

その名も「宇都宮プリッツェン」設立8年目のチームで、チーム名の意味は ドイツ語で「稲妻が輝く」で「雷都宇都宮」にちなんで付けられました。 実は、宇都宮は毎年世界トップクラスが参加するジャパンカップサイクルロードレース そして、アジア初の世界選手権自転車競技大会のロードレース開催地となっていて 日本を代表する自転車競技の聖地なのです。

そんな宇都宮の地域に密着したクラブチームとして 地元のスポンサーを募り発足したのがこのクラブなんですね。

この「宇都宮プリッツェン」は、新シーズンのチームプレゼンテーションを 宇都宮グランドホテルで行いました。

新ユニホームのお披露目やレース日程、新スローガン「Go For」などが発表され 新育成システム「Up B-Ling System」も発表されました。

これはジュニアクラブの設立を含めた下部組織育成の新方針で、サッカーや野球などの メジャースポーツと同じようにプロ選手育成を見据えたシステムです。

自転車競技は高校生などから始めても、まだまだプロになれる可能性がある 競技ということで、こうした選手育成でプロ選手を少しでも多く育てロードレースを 活性化させることを目指しているそうです。

まだまだ日本でのロードレースの知名度は、高いとはいい難い部分もあるので ロードレース界全体で競技自体をメジャーに押し上げていかなければいけない 状況ですが、こうした試みがロードレース界全体で進んでいけば メジャー競技化もそう遠くないのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部