皆さんは学生時代、学校は好きでしたか？

部活や友人は好きだったけど、勉強は好きじゃなかった、という方が 大半なのではないでしょうか。

でも、学びというものの大事さや面白さを大人になってから 実感している人も多いのでは？

今や生涯学習という言葉が当たり前のように使われるようになりましたが、生涯学習を 通じて街づくりを進めようという試みも様々な自治体で行われています。

そんな中、石巻市では市民が主体となって生涯学習によるまちづくりを進めることを 目的とした石巻市民大学「まなび舎」がプレオープンし、その記念イベントが 7月3日に石巻市遊楽館で開催されました。 地域の人材育成や、市民主体の学習機会の提供を図るために設置されたまなび舎は NPOや社会教育団体などが市内各地域で展開している生涯学習プログラムや 講座の情報を7つのジャンルに分け提供する大学です。

石巻市内を公民館で11に区切り、それぞれの地域で講座を開くことになっています。

市民は定員・期間・受講料などがバラバラな様々な口座から受講したいものを選んで 受講することができるようになっています。

プレオープンイベントではフラダンス教室フラライフによるパフォーマンスや タレントのトークライブが行われ、メインとなるパネルディスカッションには 高校生からNPOセンター理事まで、さまざまなジャンルの人が集まり パネルディスカッションが行われました。

高齢化社会でこれからさらに増えていくであろう、こうした生涯学習の需要。 石巻に限らず、全国でこうした動きが高まっていくといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部