最近大きな注目を集め、日本各地でひろがる「子ども食堂」皆さんはご存知ですか？ 家庭の貧困といった問題を抱えていたり、食事を1人で食べることの多い子供たちのために ボランティアを中心に運営される子ども食堂です。

そんな中、全国への広がりに伴い、地域によって様々な特色を持った子ども食堂も増えているようで 滋賀県草津市でも、国際交流・多文化交流を図る取り組みを行う子ども食堂が7月にオープン。 子ども食堂を開設したのは草津市草津一丁目の「SHIPS多文化共生支援センター」

この施設は普段、地域に暮らす外国人の就学・就労支援や、国際交流などに取り組んでいて 語学教室やサンバ教室などを開設しています。

今回、滋賀の緑創造実践センターが進める子ども食堂事業の支援を受けて子ども食堂を開設。 7月23日に第1回目が開催され、1回目は参加した日本や外国籍の子供と大人、約30人にペルー料理が ふるまわれました。

調理したのは滋賀県在住のペルー人、デボラさんで、ペルーの言葉や特産などの説明も行われたそう。 この多文化食堂は月に1回の開催予定で、次回はフィリピンをテーマに8月27日に開催予定とのこと。

このように、さまざまな事業や活動などと絡めていくことで、子ども食堂は更なる地域貢献の 可能性を秘めた活動になっていくことが期待できますね。

草津に限らず全国で、こうした単なる食育を超えた子ども食堂が広まるのを期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部