皆さんは、ミュージカルに参加したことはありますか？普通の人はミュージカルを見ることはあっても、なかなか演じる側に回ることはありませんよね。

しかし最近、地域の芸術や文化の振興の一環として、市民によるミュージカルや劇団を立ち上げる自治体が増えてきています。滋賀県草津市でも、最近市民ミュージカルが立ち上げられ、先日草津クレアホールで第2回目の公演が行われました。 市民ミュージカル「草津歌劇団」は、2015年9月に発足したばかりで、草津市を中心に、滋賀県内の小中学生によって構成される歌劇団です。

指導には宝塚歌劇団の演出家や元タカラジェンヌらも参加しているということでも、注目を集めました。昨年の3月に草津クレアホールで初公演を行い、今年も無事に第2回公演を終えました。昨年の公演時は63人だった劇団員も、今年は82人となり、小中高生と、より幅広い年代の子供たちが参加し、規模が大きくなりました。

昨年は1日だけの公演でしたが、今年の公演は2日間にかけて3公演を行いました。3公演はそれぞれ草津歌劇団の「月組」「花組」「星組」が公演を行ったということで、こうした細かい点にも宝塚歌劇団の影響が見て取れますね。

今年の公演は、華やかで楽しいパレードがテーマのミュージカルショーで、今年4月に「草津川跡地公園」として生まれ変わる草津の象徴・草津川を中心に、草津の花々や草津と「赤い風船」のつながりなど、草津の魅力をテーマにした演目となりました。

市民ミュージカルとはいえ、オーディションなどはありますし誰でもできるというものではありませんが、滋賀県に住んでいる人で興味のある人は、チェックしてみてくださいね。

皆さんの住んでいる地域にも市民ミュージカルなどがあるかもしれませんから、調べてみると発見があるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部