日本といえば、モノづくり大国。日本のものづくりの技術は世界的にも認められていますし、その緻密さやアイデアは私たちを驚かせてくれますよね。そんなものづくりの技術を競う大会なども全国で開催されていますが、先日群馬県太田市では、一風変わったモノづくりの技術を競う大会が開催されたのだそうですよ。

それが、「全日本製造業コマ大戦両毛場所」です。 全日本製造業コマ大戦は、直径2センチ以下のコマを対戦相手同士が同じ土俵の上で回し、どちらのコマが長い間回っていられるかを競う大会。

実は全国各地で開催されている大会で、NPO法人「全日本製造業コマ大戦協会」が、日本の製造業に活気を与えたりモチベーションを向上させたりするために運営しています。全国で地方大会が開催され、全国大会も開催されるということで、全国の製造業界の会社が自社の技術をコマに込めて戦います。ちなみに、太田市には2014年に東日本大会で優勝した「ユニーク工業」があるそうです。

6月10日に太田市のものづくりイノベーションセンターで開催された両毛場所では、製造業の会社だけでなく、工業高校生なども参加し、総勢27のチームがトーナメント戦を戦いました。

優勝したのは「山口の増田工作所B」チームで、大盛り上がりの中大会は幕を閉じたということです。少し変わった大会ですが、全国で大会は開催されていますし、皆さんの住んでいる地域でも開催されているかもしれませんから、興味のある人は是非チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部